サウナで不完全燃焼!内気そうな中年男性にチラ見された僕
「すみません」
ツメが甘かったのと自意識過剰の自分が恥ずかしくなり、その場に居れず、火照りが甘いまま水風呂に行く羽目になりました。
よし、こうなったら普段は行かないお食事処で気分転換に飯と酒じゃー! サンマ定食とメガハイボールをかき込み気分は上々。そして、ほろ酔いの中、ふと視線を感じました。若い男性店員さんがずっとチラチラ僕を見ています。このシチュエーションはさっきと一緒。
人生においては、課題はクリアされなければ何度も同じ場面が現れるそうです。ただ彼は「僕」だと気付いたのか? それとも他の用件なのか。ここは慎重にいこう。すると彼がスタスタと僕の元にやって来ました。緊張感が高まってきました。すると彼が僕に「すみません、これにサインもらえますか?」と。気付かれた。うれしい。
「全然大丈夫ですよ!」と笑顔で対応したのはいいのですが、彼が渡してきたのはレシートの裏。さすがにこれは失礼でしょ。でも、そういう人だから仕方がないかと、少々不満げにいつものスリムクラブ内間のサインを書きましたが、それが大失敗だったのです。