小芝風花「モコミ」の演技は素? 実は“リアル繊細さん”
「小芝は真面目で熱心だから、スタッフのウケもいいし、何より演技力という武器がある。CMで見せる明るいキャラとは打って変わって、『モコミ』では、モノの気持ちが分かるという不思議な感覚を持っているがゆえに、他人と極力関わらずに生きてきたという繊細な役を演じている。『モコミ』の方が素に近いのかもしれませんが、変幻自在の演技は、若手の中では一、二を争います」(テレビ誌ライター)
順風満帆のように思えるが、芸能ライターのエリザベス松本氏は「エゴサはやめた方がいい」とこう続ける。
「そもそも周囲の目を気にして、気に病むタイプだからエゴサをするわけで、まだこれからの小芝さんには百害あって一利なし。余計な雑音を耳に入れず、演技に集中し、現場で鍛え上げられていくうちに、女優に必要な精神的なタフさが身についていく。そうなる前にエゴサで潰れてしまったら、元も子もありませんよ。宝塚のトップスターだった天海祐希さんは、若い時分から堂々としていたといいますが、それは、SNSがない時代に育ったことと無関係ではないでしょうね」
大成する女優がエゴサで一喜一憂するとも思えない。SNS時代の今、雑音に押し潰され、消えていく芸能人は少なくないが、小芝にはそうなってほしくないものだ。