芦田愛菜フィーバー続くも…マルモと慶応ブランドが足かせ
■引きずる“マルモ”の影
ただ、今後も“芦田フィーバー”が続くかどうかについては懐疑的な見方もある。
芸能評論家の佐々木博之氏がこう言う。
「芦田さんは最近までNHK大河ドラマ『麒麟がくる』に主人公・明智光秀の娘・たま役で出演していました。後に細川ガラシャとなる注目の役柄でしたが、残念な気がしました。昔の人なのでガラシャのイメージなんてはっきりしていませんが、それでも芦田さんのガラシャは幼いと感じた視聴者は多いんじゃないでしょうか。演技のうまさは誰もが認めるところなんで余計に残念です。子役にありがちなジンクスですが、どうしても芦田さんの演技を見ると『マルモ』の時の愛らしい面影がよぎってしまいます。恋愛映画やドラマに出演して“大人のイメージ”に路線変更をしたくても、慶応ブランドが足かせになっている可能性もあります。そもそも、医学部進学を目指しているとのことですから、芦田さん本人もどこまで芸能界の仕事に比重を置くべきか迷っているフシも感じられます」
テレビ局やスポンサーが芦田を求めても、本人がそれほど今の仕事に魅力を感じていないということもあり得る。
いつの間にかテレビから姿を消し、気が付いたらスーパードクターの“芦田先生”として注目を集めているかもしれない。