日テレ「ネメシス」は「名探偵コナン」人気を超えられるか
「『桜の塔』は今後もコナン君方式が続くかは分かりませんが、『ネメシス』は継続でしょう。1話のカンペから、2話ではマイクとイヤホン使用とグレードアップしていますし。このドラマはタカとユージという『あぶない刑事』そのまんまの2人組が登場するなど、パロディー要素が強い。桜井さんはポンコツ探偵という設定ですから、このままコナン君っぽさ全開で押し切り、そのパロディー感もドラマの味とするのでは?」(エリザベス松本氏)
かつて「あぶない刑事」に出演していた仲村トオル(55)もキャスティングするなど、遊び心満載の「ネメシス」。だがネット上には<キャストは豪華なのに、全体的にまとまりがない><ストーリーがダメ><出演者が空回りしてる>などの辛辣な声も多い。
「広瀬さんはコメディエンヌとしても相当ポテンシャルが高いな、と感じられますが、桜井さんはコメディー向きではないというか空回りしているというか……コメディーって、実は泣いたり叫んだりする演技よりずっと難しいですから、役者の技量が大きく問われます。<やっぱり桜井君の本分はニュースキャスターじゃない?>なんて声もちらほら聞こえてきます」(スポーツ紙芸能担当デスク)
ネメシスの初回視聴率は11.4%と2ケタながら、2話では9.5%とややダウン(関東地区、ビデオリサーチ調べ)。桜井の役者としての今後にも大きく影響しそうな「ネメシス」。「名探偵コナン」や「あぶない刑事」のように長く愛される作品になれるか。