大阪・吉村知事のテレビ出演は4月10本超 吉本芸人も顔負け

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 政府は23日、新型コロナウイルスの「緊急事態宣言」を東京、大阪、京都、兵庫の4都府県に発令することを決めた。同午後に衆参議院運営委員会での説明を経て、18時半からの新型コロナウイルス対策本部で正式決定する。発令は昨年4月、今年1月に続き3回目で、期間は4月25日~5月11日までの17日間に設定する。

 23日午前に開かれた、感染症などの専門家でつくる政府の「基本的対処方針分科会」で、西村経済再生担当大臣は「大阪、兵庫、京都では、多くの指標が『ステージ4』相当で、特に変異株が8割を超えている。東京も新規陽性者の増加傾向が続き、5月には、ほぼ変異株に置き換わるということで、感染の急拡大もありえると懸念している」などと説明し、強い危機感を示した。

 特に待ったなしの状況となっているのが大阪だ。府内の重症病床は満床状態が続き、軽症・中等症病床も実質的な使用率は85%を上回る。自宅療養者は約9200人に上り、療養先調整中の患者も2900人を突破。感染者の急増に病床運用が追い付かず、救急搬送までに7時間待ちのケースもあるという。

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