東出昌大が完全復活のノロシ 主演映画好演で不倫&離婚の“ゲス”イメージ払拭

公開日: 更新日:

 2020年1月の不倫発覚後、同年8月には妻で女優の杏(35)と離婚した俳優・東出昌大(33)。一時は俳優生命の危機に瀕していたが久々に明るいニュースが飛び込んできた。

 公開中の主演映画「草の響き」が評判になっているのだ。

 原作は北海道・函館出身の作家・佐藤泰志氏の短編小説。映画関係者はこう話す。

「映画業界内の評判がものすごくいい。もともと東出の演技はセリフ回しも一本調子で、決してうまい方ではなかった。しかし、今回の東出は何かが違った。映画では精神科の医師に勧められるまま治療のために毎日、同じ道を走り続け、記録をつけることで平穏を見いだそうとする役を演じているのですが、いまの東出の姿と妙に重なり、物語に引きこまれました」

 佐藤氏が亡くなってすでに30年以上が経っているが今も作品の評価は高く、この10年間ですでに4本が映画化されている。

「佐藤作品は、特に海外で高い評価を得ていて、綾野剛池脇千鶴菅田将暉らが出演した『そこのみにて光輝く』は、カナダのモントリオール世界映画祭で最優秀監督賞を受賞しています」(前出の映画関係者)

 そして5本目が東出の主演作「草の響き」だ。いやが上にも周囲の期待は高まっているという。

「下馬評は高いのでカンヌやモントリオール、あるいはベルリン映画祭などに出品すれば受賞の可能性もある。もし海外映画祭で受賞となれば、負のイメージは払拭されるうえ、海外からのオファーも期待できます」(前出の映画関係者)

元妻・杏はフランス移住?

 完全復活のノロシを上げる東出をはた目に“海外移住プラン”を進めているといわれているのが元妻の杏だ。「女性自身」が報じたもので、なんとパリ移住を考えているという。

「子供たちを東出から遠ざけたい一心からでしょう。成長すれば不倫について知ってしまうかもしれない。さらに養育費も期待できない。そんなダメ男と少しでも距離を置こうとしている」(芸能プロ関係者)

 杏は10代で単身フランスに渡り、パリ・コレクションへ出演。その後も仕事や旅行で30回以上足を運んでおり慣れ親しんだ土地だという。

「離婚で推定価格2億円の豪邸はすべて杏のものになった。仕事でも、ドラマ『日本沈没』(TBS系)で約2年ぶりの連ドラ復帰。さらに『キリンビール』『三菱電機』などCM6社に出演し約2億円の収入があるといわれています。子連れでパリへ移住しても経済的には何ら困らない」(前出の芸能プロ関係者)

 すでに離婚から1年以上が経過。それぞれ再出発の秋だ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  2. 2

    人事局付に異動して2週間…中居正広問題の“キーマン”フジテレビ元編成幹部A氏は今どこで何を?

  3. 3

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  4. 4

    中居正広氏&フジテレビ問題で残された疑問…文春記事に登場する「別の男性タレント」は誰なのか?

  5. 5

    TV復帰がなくなった松本人志 “出演休止中”番組の運命は…終了しそうなのは3つか?

  1. 6

    "日枝案件"木村拓哉主演「教場 劇場版」どうなる? 演者もロケ地も難航中でも"鶴の一声"でGo!

  2. 7

    フジテレビに「女優を預けられない」大手プロが出演拒否…中居正広の女性トラブルで“蜜月関係”終わりの動き

  3. 8

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」

  4. 9

    ビートたけし「俺なんか悪いことばっかりしたけど…」 松本人志&中居正広に語っていた自身の“引き際”

  5. 10

    フジテレビを襲う「女子アナ大流出」の危機…年収減やイメージ悪化でせっせとフリー転身画策

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…