芦田愛菜“さま”は総理になっても驚かない規格外の可能性に満ちている
冒頭の番組で福クンは、当時の彼女の印象を「おてんば」と振り返っている。よく走り回ってはコケていて「精神年齢は当時は僕のほうが高かった」と言う。だが、一方で当時からロケバスなどで本を読んでいたそう。彼女の読書好きはよく知られており、「まなの本棚」(小学館、19年7月18日発売)という書籍まで執筆するほど。小さい頃から本に囲まれて育ち、本を読むことは、歯磨きや風呂に入るのと同じように日常の一部だった。ただでさえ、濃い人生を送っている彼女は読書によってさらに人生観を広げていった。
「お国の行事に出られた」と言う福クンの言葉通り、19年に芦田は「天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典」で次世代を担う芸能人の代表として登壇。天皇陛下の御即位をお祝いするメッセージを述べた。その中でも天皇が「奥の細道」を読んだのを機に「水」の研究をしていたことに触れつつ、「私も大好きな読書を通じ、知識を得ること、そして、その知識を踏まえて行動に移す、そのことが大切であるのではないかと考えるようになりました」とそつなく語っていた。