「日本沈没」の半沢直樹テイストが鼻につき始めた 今後の不安は“沈没シーン”での視聴者離れ

公開日: 更新日:

 3話連続で世帯視聴率15%超えと、快進撃を続ける小松左京原作、小栗旬(38)主演のTBS日曜劇場「日本沈没―希望のひと―」。31日は衆院選の開票速報のため休みとなるが、それを知った視聴者からは、すぐに〈1週間待つ間に東京が沈没しちゃう〉〈東京沈没は待ったなしの状態のはず。休んでる場合!?〉などと冗談交じりのコメントが数多く投稿された。

「茶化したくなるぐらい、このドラマを楽しみにしているファンが多いということでしょう。もともと日曜夜9時は日曜劇場にチャンネルを合わせるという固定ファンがかなり多い。ただ、『日本沈没』は〈コロナ禍で気持ちが暗くなりがちなのに、重いドラマは見たくない〉と前評判が悪かった。それがまさかまさかの絶好調とは、始まってみないと分からないものです」(テレビ誌ライター)

 もっとも、中には〈半沢直樹風の勧善懲悪っぽい演出を挟んでくるけど、それはいらない〉〈カメラワークがちょいちょい半沢風なのが気になる〉なんて声も出始めているようだ。

 ドラマウオッチャーで芸能ライター山下真夏氏はこう話す。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    松本人志「事実無根」から一転、提訴取り下げの背景…黒塗りされた“大物タレント”を守るため?

  2. 2

    島田洋七が松本人志復帰説を一蹴…「視聴者は笑えない」「“天才”と周囲が持ち上げすぎ」と苦言

  3. 3

    人気作の続編「民王R」「トラベルナース」が明暗を分けたワケ…テレ朝の“続編戦略”は1勝1敗

  4. 4

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  5. 5

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  1. 6

    松本人志が文春訴訟取り下げで失った「大切なもの」…焦点は復帰時期や謝罪会見ではない

  2. 7

    窪田正孝の人気を食っちゃった? NHK「宙わたる教室」金髪の小林虎之介が《心に刺さる》ファン増殖中

  3. 8

    井上真央ようやくかなった松本潤への“結婚お断り”宣言 これまで否定できなかった苦しい胸中

  4. 9

    菊川怜が選んだのはトロフィーワイフより母親…離婚で玉の輿7年半にピリオド、芸能界に返り咲き

  5. 10

    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇