著者のコラム一覧
芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

伊藤健太郎の代表作「今日から俺は‼」続編に暗雲 ひっそり舞台復帰も完全復調ならず

公開日: 更新日:

 伊藤健太郎(24)が、昨年10月に起こしたバイクとの接触事故から1年が経過するタイミングで活動を再開した。初仕事は「SOULFUL SOUL」という舞台で、東京・豊島区の「シアターグリーン/BASE THEATER」。10月最終週の週末の7回公演だった。

「この劇場は座席数が167席、104席、70席の3つの舞台があるのですが、伊藤の舞台は最も小さい劇場で行われました。これは伊藤側が世間の反応に過敏になっている何よりの証拠だと思います。大掛かりなことをして世間をあまり刺激しないように、少しずつ慎重に元の状態に戻ろうとしているのでしょう」(演劇関係者)

 それはそうとして、気になったのは伊藤の復帰舞台の寂しい状況だ。楽日を翌日に控えた10月30日、筆者は現場をのぞいてきた。この日は正午から始まるマチネと、17時にスタートするソワレの2回公演が予定されていた。通常、役者は公演開始時刻の1~1時間半前には遅くても劇場入りする。その時間を狙ってファンも“入り待ち”をするものだが、筆者が目撃したファンとおぼしき人は片手の指で十分足りる数しかいなかった。そのわずかな数のファンも入り口のポスターを淡々とスマホで撮っているだけ。今回の公演に複数回足を運んだという女性は、「コロナ禍もあるでしょうが座席が全て埋まっていることは一度もありませんでした。少し寂しい感じがしました。あの事故から1年経つけど、まだ大っぴらに応援しちゃいけないんじゃないか、みたいな空気を周りからは感じます」と話してくれた。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  2. 2

    大山悠輔逃し赤っ恥の巨人にOB評論家《良かった》 FA争奪戦まず1敗も…フラれたからこその大幸運

  3. 3

    悠仁さまの進学先に最適なのは東大ではなくやっぱり筑波大!キャンパス内の学生宿舎は安全性も高め

  4. 4

    過去最低視聴率は免れそうだが…NHK大河「光る君へ」はどこが失敗だったのか?

  5. 5

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  1. 6

    《次の朝ドラの方が楽しみ》朝ドラ「あんぱん」の豪華キャストで「おむすび」ますます苦境に…

  2. 7

    国民民主党・玉木代表まだまだ続く女難…連合・芳野友子会長にもケジメを迫られる

  3. 8

    「人は40%の力しか出していない」米軍特殊部隊“伝説の男”が説く人間のリミッターの外し方

  4. 9

    瀬戸大也は“ビョーキ”衰えず…不倫夫をかばい続けた馬淵優佳もとうとう離婚を決意

  5. 10

    迫るマイナ保険証切り替え…政府広報ゴリ押し大失敗であふれる不安、後を絶たない大混乱