芹明香<3>西成の風景に馴染んで根っからの娼婦に見える
神代辰巳作品の女優たち 芹明香編(3)
神代辰巳映画の女優たちというテーマからは少しずれるが、女優・芹明香を語る上で田中登監督の「(秘)色情めす市場」(1974年)を外すことはできない。これは日活ロマンポルノという枠を超えて、日本映画史上に残る傑作だ。
「芹明香さんのインタビューを読むと、この映画はシナリオを読…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り1,418文字/全文1,558文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】