(6)「笑点」再出演の話があったら「喜んで。他のメンバーが病気で休養する可能性もありますから」

公開日: 更新日:

 さて、ここからは桃花に単独で語ってもらう。聞くところによれば、子供の頃からミュージカルが好きだったとか。

「はい。宝塚歌劇の大ファンで、涼風真世さんにあこがれてました。舞台女優になりたくて、高校卒業後、演劇倶楽部『座』の研究生になり、演劇の勉強を始めたわけです。その後、座員として、舞台に上がるようになって、4年間在籍してました」

  舞台女優になるはずが、どうして落語家を目指すようになったのか。

「落語の魅力に引かれたのと、演劇はチームプレーですが、落語家は個人プレーで、ウケれば自分の手柄で、ウケなければ自分の責任というのに引かれました。落語家という立場で自己表現したかった。入門するに当たっては、とにかく小朝師匠が好きで、もし断られたら、落語家をあきらめていたと思います」(つづく)

(聞き手・吉川潮)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ

  2. 2

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  3. 3

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  4. 4

    大阪万博開幕まで2週間、パビリオン未完成で“見切り発車”へ…現場作業員が「絶対間に合わない」と断言

  5. 5

    マイナ保険証「期限切れ」迫る1580万件…不親切な「電子証明書5年更新」で資格無効多発の恐れ

  1. 6

    阪神・西勇輝いよいよ崖っぷち…ベテランの矜持すら見せられず大炎上に藤川監督は強権発動

  2. 7

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  3. 8

    Mrs.GREEN APPLEのアイドル化が止まらない…熱愛報道と俳優業加速で新旧ファンが対立も

  4. 9

    「夢の超特急」計画の裏で住民困惑…愛知県春日井市で田んぼ・池・井戸が突然枯れた!

  5. 10

    早実初等部が慶応幼稚舎に太刀打ちできない「伝統」以外の決定的な差