著者のコラム一覧
室井佑月作家

1970年、青森県生まれ。銀座ホステス、モデル、レースクイーンなどを経て97年に作家デビュー。TBS系「ひるおび!」木曜レギュラーほか各局の情報番組に出演中。著書に「ママの神様」(講談社)、「ラブ ファイアー」(集英社文庫)など。

ウィル・スミスの“ビンタ騒動”…そりゃあね、暴力がいけないとはわかってる。

公開日: 更新日:

「第94回アカデミー賞授賞式での私の行動は衝撃と痛みを与え、許し難いものだった。私は他の候補者や受賞者から、彼らの卓越した仕事を祝い、祝われる機会を奪ってしまった」(ウィル・スミス 米国俳優)

 これは4月2日の中日スポーツから拾ったウィル・スミスの言葉。

 いいよ、あたしは初めから許していたよ。妻の病気からのスキンヘッドを揶揄され、怒らない方がおかしい。てか、たかだかビンタだろう。ネチネチと裁判をやったりするよりいいじゃんか。よかったな、司会の口の悪いコメディアン……てな具合に思っていたが、問題がでかくなってゆく。

 ウィル・スミスが、映画芸術アカデミーに退会届を出したとの声明を発表した。俳優活動を今まで通りにつづけられるか、って報道もあった。

 そりゃあね、暴力がいけないとはわかってる。なんでも欧米では、キレて暴力を振るった子供っぽい人間だという評価だそうだ。しかも、それは間違った男性性だとフェミニズムの人たちからいわれているみたいで。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動