吉岡里帆は脇役でこそ輝く…吉田鋼太郎「監察の一条さん」連ドラ化を望む声

公開日: 更新日:

 15年放送のNHK朝ドラ「あさが来た」でヒロインの娘の同級生役、眼鏡っ娘の田村宜を演じた際も、そう出番が多いわけでもなかったのに、〈宜ちゃん、可愛い〉と注目を集めた。山下真夏氏がこう続ける。

「2番手など脇で輝き、かえって印象に残るという吉岡さんの〝特性〟は、息長く芸能界で活躍するためには決して悪くはないかと。あと、可愛いだけよりも、今回の『監察の一条さん』のように毒舌キャラや個性的な役柄の方が、吉岡さんの<普通っぽく見えるけど、どこか小悪魔的〉な個性がより一層際立つように思えます」

 吉田の確かな演技力、加えて吉岡の毒舌キャラがぴったりハマったこともあってか、「監察の一条さん」は視聴者から〈面白かった〉の声が相次いだ。

 評判が良ければ連ドラ化。スペシャルドラマはそれを念頭に置いて制作されることが多い。今年3月に放送された堺雅人(48)主演の「ダマせない男」(日本テレビ系)もそうだろう。

「堺さんの2年ぶりのドラマ出演ということで視聴者からの期待値が上がりすぎたのか、放送前の宣伝が派手であおりすぎたせいか……『ダマせない男』の評価は芳しくなく、連ドラの話は立ち消えになったと聞きます。『監察の一条さん』は派手な宣伝もなかったことが、かえって良かったのかも。前評判が高すぎるというのも、実は厄介なんですよね」(ドラマ制作会社スタッフ)

 吉岡の小悪魔的な魅力が光った「監察の一条さん」。果たして連ドラ化なるか。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  2. 2

    中居正広の騒動拡大で木村拓哉ファンから聞こえるホンネ…「キムタクと他の4人、大きな差が付いたねぇ」などの声相次ぐ

  3. 3

    木村拓哉は《SMAPで一番まとも》中居正広の大炎上と年末年始特番での好印象で評価逆転

  4. 4

    中居謝罪も“アテンド疑惑”フジテレビに苦情殺到…「会見すべき」視聴者の声に同社の回答は?

  5. 5

    中居正広9000万円女性トラブル“上納疑惑”否定できず…視聴者を置き去りにするフジテレビの大罪

  1. 6

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  2. 7

    フジテレビは中居正広で“緊急事態”に…清野菜名“月9”初主演作はNHKのノンフィクション番組が「渡りに船」になりそう

  3. 8

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  4. 9

    若林志穂vs長渕剛の対立で最も目についたのは「意味不明」「わからない」という感想だった

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース