Netflix実写版「幽☆遊☆白書」に非難囂々…蔵馬役の志尊淳にのしかかる重圧と成功の条件
「成功しやすい実写作品は、原作のベースに『人間ドラマ』があること。それと、製作者に『原作を完全再現する心意気が見えるか?』という点です。例えば映画が酷評された『ジョジョの奇妙な冒険』は、スタンドというキャラを用いて戦うのですが、それがチープなCGになっていたり、登場人物が2次元的な衣装というのもあり、コスプレ感が強くて没入できないという声もありました。しかし、『本当に歴史の片隅で起こっていたんじゃないか?』と思わせる人間同士の戦いや関わりをベースにした話を、しっかりと製作費をかけて、細かいところまで完全再現することができている作品は、原作ファンにもちゃんと評価をされています」(映画関係者)
今回の「幽☆遊☆白書」は異能力、超能力的要素をベースにした話だし、キャラも2次元らしい風貌をしている。単純に表現したり、再現する難易度が高い。それがそのまま実写化のハードルの高さとなり、ファンの不安につながっていると言える。
ファンの期待を一身に背負う志尊淳に重圧がのしかかるのは間違いない。
「蔵馬は特に漫画史的にも圧倒的な美男子設定ですし、志尊さんは『2~3年かけて試行錯誤した』と言っていますが、そこまで試行錯誤しないといけないなら、やはり向いていないのでは……とファンが不安を募らせるのも無理はありません」(アニメ関係者)