松本明子が明かす実家の片付け秘話「家じまいは苦行。早めに始めておくべきです」
「生まれ故郷の香川県高松市の実家を空き家のまま25年もの間、維持してきましたが、2018年1月に『家じまい』をしました。その間にかかった費用は、光熱費や税金、リフォーム代などを合わせて、実に総額約1800万円……」
こう話すのは、発売中の「実家じまい終わらせました! 大赤字を出した私が専門家とたどり着いた家とお墓のしまい方」(祥伝社)が5刷突破の大ヒットとなっているタレントの松本明子(56)。彼女の「家じまい」の顛末とは、どのようなものだったのか。
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「昭和世代の父にとって、マイホームを持つことは念願でした。わざわざ宮大工さんに頼んで建ててもらった、クギを一本も使わない木組みの総桧造りの平屋建て5DK。費用は約3000万円(上物約2000万円、土地約1000万円)。洋室の応接間には一度も使われているのを見たことがない立派な暖炉までありました(笑)」