香川照之"性加害"報道で地に落ちたイメージ…ネガティブ払拭へ「本名」を捨てる日
「新潮からの"当て取材"に、香川サイドはまさにバニック状態だったとか。当然、出演番組やCM関連の広告代理店などに、記事が出ることを報告するなどの対応に追われたようですね」(スポーツ紙記者)
その甲斐あってか、『THE TIME,』だけでなく、NHK・Eテレ『昆虫すごいぜ!』や『六本木クラス』(テレビ朝日系)などは、放送継続を発表。11月公開予定の主演映画『宮松と山下』も予定通りに封切られるという。
いまやテレビや映画で欠かせない存在となった香川。そしてもう一つの活躍の場となっているのが歌舞伎だ。
「11年に父である市川猿翁を頼って、40代という遅さで歌舞伎界入りした。その際、一門の名前である九代目市川中車を襲名しました。普通の歌舞伎役者ならば、それ以降は役者名を名乗るのが普通ですが、香川は頑なに本名である"香川照之"にこだわったのです。結局、歌舞伎は市川中車、その他の芸能活動では香川を名乗り続けた。それに関し、梨園の中には"特別扱いだ"と、面白くないと思う人もいましたね」(演芸評論家)