デスゲームと化した「鎌倉殿の13人」“アサシン善児”の最期が大反響、次に消えるのは誰?

公開日: 更新日:

北条の敵になる人物が毎週のように…

 話の大筋は、当初、権力闘争には無関心だった坂東武者の北条義時が、ライバルである他の御家人たちを蹴落として、鎌倉幕府の第2代執権として権力を掌握していくというものだが、確かに最近は、梶原景時(中村獅童)、比企能員(佐藤二朗)、源頼家と、北条の敵になる人物を毎週のように粛清していくえげつなさがエスカレート。義時は仏師の運慶(相島一之)にも「おまえ、最近、人相が悪くなったなあ」と言われてしまった。

 さらに、第33話では「武蔵守」の座を狙う北条時政(坂東彌十郎)と、その娘婿で“武士の鑑”の誉れ高い正義漢の畠山重忠(中川大志)の間に微妙な空気が流れ始めた。

 SNS上は「ついに憧れの畠山殿までフラグが……」「みんなのプリンス畠山まで」などとザワついている。番組開始時、「面白さと怖さを兼ね備えた猛獣がたくさん登場する歴史サファリパークのような展開になりそうです」と話していた荻野氏はこう続ける。

「歴史的には、今後、義時は実の父である時政を排除するという流れになり、北条家が崩壊していく様子が描かれるはずです。さらに壮絶になっていきますよ」

 クライマックスに向かうにつれて、デスゲームと化した「鎌倉殿の13人」。物語の最後、義時は一体、どんな顔つきになっていることやら。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    兵庫県・斎藤元彦知事を追い詰めるTBS「報道特集」本気ジャーナリズムの真骨頂

  2. 2

    前代未聞の壮絶不倫・当事者のひとりがまたも“謎の欠場”…関係者が語った「心配な変化」とは???

  3. 3

    今田美桜「あんぱん」に潜む危険な兆候…「花咲舞が黙ってない」の苦い教訓は生かされるか?

  4. 4

    柴咲コウの創業会社が6期連続赤字「倒産の危機」から大復活…2期連続で黒字化していた!

  5. 5

    男性キャディーが人気女子プロ3人と壮絶不倫!文春砲炸裂で関係者は「さらなる写真流出」に戦々恐々

  1. 6

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ

  2. 7

    世耕弘成氏「参考人招致」まさかの全会一致で可決…参院のドンから転落した“嫌われ者”の末路

  3. 8

    「羽生結弦は僕のアイドル」…フィギュア鍵山優真の難敵・カザフの新星の意外な素顔

  4. 9

    「フジテレビ問題」第三者委員会の報告会見場に“質問できない席”があった!

  5. 10

    「Nスタ」卒業のホラン千秋にグラビア業界が熱視線…脱いだらスゴい?