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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

香川照之はなぜ銀座で足を踏み外したのか…スポンサー筋の“配慮”でエスカレート?

公開日: 更新日:

 しばらくは香川の顔をテレビで見る機会はなくなるだろう。見納めとなるドラマが「六本木クラス」。テレ朝はすでに香川の継続出演を発表済み。降板はまぬかれたことで話題性は高まった。竹内涼真と対峙(たいじ)するラスボス・香川のオーバー気味の顔芸を含めた迫力ある演技は確かに見ごたえある。今月29日の最終回は香川土下座シーンが目玉といわれている。セクハラに対してのお詫びも兼ねて見ることもできる。今期ドラマの最高視聴率になる可能性すらある。

 昔のCMに小指一本を突き出し「これで会社を辞めました」という滑稽なものがあった。香川は小指(女)にお酒までからんでは両手をあげて降参だろう。

 いったい香川はどこで足を踏み外したのか。夜の社交場・銀座のクラブ街は政財界・スポーツ界から芸能界まで広く利用されている。誰も変装することもなく飲み歩いていた。どんなに豪遊していてもメディアもそう取り上げることはない。安心して遊べる場所でもあったが、それなりのマナーもあった。

「銀座はスーツを着てネクタイを締めてみたいな雰囲気のある敷居の高さがあった。ちょっと売れたぐらいの若手俳優がラフな格好で来れば、“10年早いよ”と先輩から注意を受けたものです」(芸能関係者)

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