“花束騒動”ごぼうの党・奥野卓志氏の正体は?「曾祖父は吉田茂のフィクサー」と動画で豪語
奥野氏は今年の参院選で政界進出を表明し、俳優の山田孝之やユーチューバーのヒカル、「ONE OK ROCK」のTaka、山下智久、GACKTらが応援したことでも話題になった。今年7月には、NHK党の立花孝志代表と動画で対談し、
「この国はテロリストに脅されたままで、そのテロリストたちが世界を牛耳っていて、その実情は"終わる・負ける・やられる"寸前まで来てるんで、僕は顔出しして出ることにしました」と表舞台に姿を現したきっかけを話している。「2024年に日本は中国と戦争になり終わる」
と予言もしており、日本の未来を憂いているようだ。
そもそも奥野氏とは一体何者なのだろうか。
「美容関連会社を経営したり、銀座で高級クラブを経営したりしている実業家で、年収は10億円ともいわれています。愛国心が強いのかと思いきや、今回の件でがっかりしている人も多いようです。動画上で奥野氏は、『高知県出身の一族で、曾祖父が“土佐の交通王”と呼ばれた実業家で、高知に曾祖父の銅像があり、それを建立したのは吉田茂元首相。曾祖父は吉田氏のフィクサーだった』と話していました」(全国紙野党担当記者)
奥野氏は、メイウェザーに腹を立てていただけでなく、炎上しようが「ごぼうの党」の名前を知ってもらいたかったという。「悪名は無名に勝る」とも言われるが、SNS全盛時代になり、それが通用しにくくなってきているようだ。