氷川きよし完全独立報道で“キーちゃんワールド”全開へ エイベックスとたけし事務所が獲得に動く
「沈黙したままの義弘氏ですが、彼は音事協(日本音楽事業者協会)の常任理事だけに、騒動になってしまった今、説明責任を果たす必要があるでしょう。長良プロの社外取締役には芸能界の重鎮で『田辺エージェンシー』の田邊昭知社長も就いています。このままでは示しがつかないはずです」(前出・芸能プロダクション関係者)
水面下ではすでに、氷川の争奪戦が展開されているという。
■これまで我慢を強いられてきた氷川
「エンタテイメント部門を持つエイべックスが氷川獲得に動いているという情報のほか、ビートたけし(75)の事務所に移籍するという情報も出ています。たけしは氷川の名付け親とされ、氷川はときどきたけし宅に遊びに行って、仕事の相談もする間柄と言われています」(前出・芸能プロダクション関係者)
《本当の自分に戻りました》と語り、自分らしさを全面に出した氷川。今では、「キーちゃん」として古くからのファンにも受け入れられ、活躍の幅を広げている。
「氷川は事務所を辞めてもファンクラブをしっかり押さえている上、セルフプロデュース力に磨きがかかっていて、カミングアウトによる新たな一面も奏功しています。これまで事務所にはスターになるまで育ててもらった恩義は感じているものの、その分貢献もしており、なにより我慢を強いられてきただけに誰の意向にも縛られず、どこにも属さずに完全に独立してやっていく可能性も十分あります。そうなった場合、旧知のレコード会社関係者が“キーちゃんワールド”を全面サポートしていくことになるでしょう」(前出・スポーツ紙記者)
いずれにしても、事務所退所後も芸能活動は安泰と見られている。年末に向かって氷川の動向に目が離せなくなった。
(本多圭/芸能ジャーナリスト)