玉川徹氏“タレント価値UP”の焼け太り…「悪名は無名に勝る」と踏んだテレビ朝日
SNSなどでは袋叩きになっている玉川氏だが、元電通の広告プロデューサーの見方はちょっと違う。
「タレント価値でいえば、さらに名前も売れて、焼け太りとまではいかないまでも、たとえフリーになっても食っていけるくらい高まっていると思いますよ。潜在視聴率(タレント単体で稼げると予想される視聴率)とギャラを考えただけで、買いということになる。コンプラとか、スポンサーの顔色うかがいは必要でしょうけどね」
番組制作会社のディレクターもこう言った。
「テレ朝だって、そのあたりの計算が見え隠れしてます。またスタジオ出演させていく余地を残したわけですから。そもそも舌禍騒動ではありますが、犯罪を起こしたとか差別発言をしたわけではない。逆の見方をすれば、玉川さんのアクの強いキャラだからこそ話題になったわけですから」
■定年後は引っ張りだこ?
玉川氏はもうすぐ定年を迎える年齢のため、今回の不祥事では、もう表舞台に戻ってはこないとの見方が強まっていた。しかし、定年後もコメンテーターとして十分にニーズがあるという声があるのだ。
それでいいのかという議論はともかく、悪名は無名に勝るのが今の世の中なのである。