山崎賢人主演「アトムの童」が突き抜け切れないワケ…お決まりの“急転直下展開”に疲れか

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■毎回ハラハラするのに付き合うのがうんざり?

「第6話から新章突入という予告も流れましたが、これまでも裏切りによるデータ消失や、興津社長の邪魔によって配信サイトへの販売申請はすべて審査ではじかれるなどの困難を、仲間と協力して1話ごとに乗り越えていく勧善懲悪的な楽しみ方もありましたが、毎回最後に必ず急転直下で新たな問題が発生する。その繰り返しが単調で、視聴者もそれに付き合って、いちいちハラハラするのが疲れてきた、という声も目立ってくるようになってきました」(ドラマ制作関係者)

 13日放送の第5話では、「アジアゲームアワード」ではゲームユーザーが選ぶ「ゲームアワード・ベストワン賞」に選ばれた直後に、突然アトム玩具にやよい銀行の行員たちがやってきて、差し押さえになるというシーンで終わった。

 これについてネットでは、《ドラマの制作側としてはアトムに危機が訪れた後どうなっていくかで、来週も視聴者を引っ張りたいんだろうが、視聴者はスッキリといい気持ちでドラマを見終わりたい人の方が多いと思う》《毎回こんな展開続きで、いい加減飽きてきた》《横暴な悪人が出てくる展開ばかり。ゲームクリエーターとしての苦悩や葛藤が描かれなくて、せっかく題材はいいのに勿体ない》などと、いくらドラマとはいえ、横暴すぎる銀行員たちの振る舞いに、スッキリするどころか嫌な気持ちを1週間引きずってしまうという意見が目立った。ゲーム業界という新鮮な題材だけに期待が高かった今作だが、新章突入で視聴者を脱落させず維持できるか?

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