伊藤英明に吹き付ける“寒風”…事務所移籍で心機一転も大ヒット韓国映画のリメークが頓挫
俳優の伊藤英明(47)が、韓国の大ヒット映画のリメーク版への主演が頓挫したと発売中の「週刊新潮」が伝えている。
伊藤の出演が内定していたのは、「犯罪都市」という、ソウルを舞台に警察とマフィアとの抗争を描くクライムアクション。2017年に公開され、680万人を動員し、韓国歴代3位となった大ヒット作品だ。
現在、韓国で1200万人を動員した第2弾の「犯罪都市 THE ROUNDUP」が日本でも公開されている。その主演で刑事役を務めているのが、マ・ドンソク(51)。伊藤は当初、この役を演じる予定だったという。このマ・ドンソク、なんともゴツい風貌のこわもて風だが、「韓国ドラマ!愛と知性の10大男優」(星海社新書)などの著書もあり、韓国のエンタメ事情に詳しい作家の康熙奉氏はこう話す。
「マ・ドンソクといえば、韓国では『パラサイト』などにも出演したトップ俳優のソン・ガンホ(55)と人気を二分する俳優です。凄みのある風貌の割には、人間味のあるキャラが持ち味で、日本で言えば、かつての西田敏行をほうふつさせるような俳優です。『犯罪都市シリーズ』は韓国で超人気の映画なので、日本でリメークの話が出るのもよくわかります」