ジョブチューン炎上騒動…ロイホのパンケーキを「ケミカルな味」と酷評したシェフの真意
■まさかのノーギャラ出演
出演依頼に対してスタッフや家族から賛否がある中、慢性的な人材不足に陥る飲食業界のために、自身が番組に出演することで何かできるのではと、ノーギャラでも出演を決めたとのこと。
同じ飲食業であるファミレスの商品開発に忌憚のない意見を言い合う中で、商品開発の大変さや苦労する部分も含めて飲食業界のすばらしさを知ってほしいというのが率直な理由だったという。
「たびたび炎上している番組に出演すること自体がリスクでしかない上に、有名店のシェフがノーギャラで6時間もの収録に付き合ったことがいかに大変なことか、この事実を知らない人がほとんどではないでしょうか」(外食コンサルタント)
やらせは一切なかったと明言している前田氏は、あくまでも求められる意見を率直に述べただけのようだ。
「廉価で提供している部分は評価していますし、パンケーキについて『すごくケミカルな味』と香料で不自然な香りをまとわせていると、企業側から求められていた通り率直に指摘したまで。1名を除く全員が不合格を出していることから、一流料理人の基準に達していなかったことは明らかです。批判の箇所だけをクローズアップして、なかば炎上を焚きつけようとする番組制作側の配慮のなさを、前田さんの投稿を見て強く感じました」(前出・外食コンサルタント)
この炎上によって、ロイホのパンケーキを食べに行きたいという声がSNS上ではより強くなった印象だが、審査員になることで炎上しメリットが感じられないのであれば、番組のウリである一流料理人に出演してもらえなくなるのではないか。