ジョブチューン炎上騒動…ロイホのパンケーキを「ケミカルな味」と酷評したシェフの真意

公開日: 更新日:

■まさかのノーギャラ出演

 出演依頼に対してスタッフや家族から賛否がある中、慢性的な人材不足に陥る飲食業界のために、自身が番組に出演することで何かできるのではと、ノーギャラでも出演を決めたとのこと。

 同じ飲食業であるファミレスの商品開発に忌憚のない意見を言い合う中で、商品開発の大変さや苦労する部分も含めて飲食業界のすばらしさを知ってほしいというのが率直な理由だったという。

「たびたび炎上している番組に出演すること自体がリスクでしかない上に、有名店のシェフがノーギャラで6時間もの収録に付き合ったことがいかに大変なことか、この事実を知らない人がほとんどではないでしょうか」(外食コンサルタント)

 やらせは一切なかったと明言している前田氏は、あくまでも求められる意見を率直に述べただけのようだ。

「廉価で提供している部分は評価していますし、パンケーキについて『すごくケミカルな味』と香料で不自然な香りをまとわせていると、企業側から求められていた通り率直に指摘したまで。1名を除く全員が不合格を出していることから、一流料理人の基準に達していなかったことは明らかです。批判の箇所だけをクローズアップして、なかば炎上を焚きつけようとする番組制作側の配慮のなさを、前田さんの投稿を見て強く感じました」(前出・外食コンサルタント)

 この炎上によって、ロイホのパンケーキを食べに行きたいという声がSNS上ではより強くなった印象だが、審査員になることで炎上しメリットが感じられないのであれば、番組のウリである一流料理人に出演してもらえなくなるのではないか。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動