1953年の第2回ミス・ユニバース世界大会で3位となり、「8頭身美人」と称された伊東絹子さんが14日、心不全のため都内の病院で亡くなった。90歳。
伊東さんは53年にミス日本となり、同年、米国で行われたミス・ユニバース世界大会で日本人として初めて3位に。
「日本女性の美が世界で認められた」と一大センセーションを巻き起こした。
54年からは映画、テレビに出演。ファッションモデルとしても活躍した。その後、フランスにデザインの修業に行き、帰国後は銀座にファッションの店を開いた。
68年に日本人外交官と結婚、芸能活動から引退した。