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芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

アサヒ「マルエフ」CM降板で広がる"ガッキーロス" バトンタッチした芳根京子との違いは?

公開日: 更新日:

唯一無二だった新垣の「お疲れナマ」

 新垣に代わり芳根と松下の2人が新キャラクターを務めることになったマルエフは、ビール・発泡酒の現状をオンタイムでリポートしている「価格.com」の“人気売れ筋ランキング”によれば、新CMがスタートした2月13~19日の調査以来、徐々にランクは上げているものの、全体では30位台にとどまっている。すべてが芳根と松下のせいではないが、新垣の抜けた穴をしっかり充填している状況とはいえないだろう。

「今回のマルエフの新CMは中高年男性層はもちろん、新垣ががっちりハートを掴んだアルコール初心者である女性や若年層を手放したくない意図は見え隠れしますが、空回りしている感は拭えませんね。16年のNHK朝ドラ『べっぴんさん』のヒロイン芳根と、19年の『スカーレット』での好演が高く評価された松下という絶妙な組み合わせでも、新垣が残した大きな功績には太刀打ちできないということでしょう。新垣の好感度の高さが再認識される結果になりました」(広告代理店関係者)

 芳根も「お疲れナマです」と囁くように語りかけているが、新垣の「お疲れナマです」のセリフは唯一無二だったということか。

 新垣レベルの包容力を求めるには、25歳の芳根にはまだ少々若過ぎたのかもしれない。

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