ある老演劇評論家の観劇中の行為が話題…「老害」について考えた
もちろん他の演劇評論家の方々は皆さん紳士であり、皆こんなふうだとは思わないでいただきたい。
どうもこの方は80歳を過ぎておられ、問題は、この高齢にあるのかもしれないのである。
年を取ると前頭葉や側頭葉が萎縮してしまう病気がある。こうなると理性的な行動ができなくなり、欲求などの抑制をすることができず店頭の商品を勝手に取ったり、交通違反を繰り返したりするのだそうだ。だから老人が電車の中やお店でガミガミ怒ったり、道を歩いても人を避けずにぶつかってきたりするのもおそらくこのせいなのではないか。
つまりこれが老害というやつの正体ではないか。いや、だからといって「集団自決しろ」と言うのでは決してない。病気であれば誰しもがそうなる可能性はある。それなら出自や性や自分ではどうしようもないことと同じだ。その事によって否定されるのは差別である。
だからといって大目に見ろというのではない。この評論家氏は演劇界から出禁にすべきだと思う。大事なことは、周りや家族が「頑固オヤジ」と諦めるのではなく、病気だと気がついてケアする。自動車免許も返納させるなどする。何よりも本人がアンガーコントロールを覚えることだ。
政治家の中にも、理性での抑制が利かなくなっている人、いるんじゃないですかねえ。