宮川花子が漫才復帰「生きるってしんどいわ…でも頭はスッキリ! そこは大助と違うとこです」
2019年12月に血液のがんの一種である多発性骨髄腫であることを公表し、治療・リハビリを続けてらっしゃるベテラン夫婦漫才師の宮川花子さんが10日、夫の大助さんと共に大阪の吉本本社で4年ぶりに漫才の舞台に立つことを発表されました。
時は5月1日、場所は漫才の聖地「NGK」の地下にある「YES THEATER」でそのタイトルも文字通りの「宮川大助・花子の『おまたせ!』」。
会見は車イスながら元気な姿で登場され、その一方で昨年の10月には心肺停止寸前の状態になったそうで、救急搬送され3日間意識不明。気がついた時に大助さんから「大事な話がある」とのことで覚悟を決めて聞いていたら「オリックスが優勝したで!」と言われたことを明かし、報道陣を大いに笑わせました。
このエピソード、実は昨年12月、大助・花子さんの地元、奈良県生駒市で行われたイベントの最後にサプライズゲストとして登場された際に楽屋で伺っていました。元気いっぱいだった頃の花子さんからは考えられない「ホンマに危なかったんよ~」と静かな語り口でことの深刻さを感じていました。それが5カ月足らずの間に「漫才復帰会見」。思わず涙があふれました。