柳原可奈子が脳性まひの長女との飛行機デビュー 育児ノウハウ公表で優しい社会が広まる契機に
■「役立つ情報ありがとうございます」とエール続々
この報告に、柳原のインスタには同じ境遇の母親から「私もこのポータブルチェア使っていいます」、「私も予約するときは少し苦労しましたが、でも、航空会社のスタッフさんも慣れていらっしゃるので、安心して飛行機に乗ることができました」、「役立つ情報ありがとうございます! またリハビリなどに関しても報告まってます!」と熱いエールが溢れていた。
NPO法人サードプレイス副理事の前川愛氏に話を聞くと、「脳性まひに限ったことではありませんが、障害や難病など、配慮が必要な子どもの育児ノウハウは、簡単に情報を得ることができないこともあります。そのために、当会では親御さんの情報共有の場を提供しております。柳原さんがおっしゃっていた飛行機問題などをはじめ、就学においては付き添い問題や、リハビリに関する悩み、そして自治体によって違う福祉環境に関することなど、多岐に渡って、配慮が必要な子どもならではの育児ノウハウの情報交換を行っております」
柳原の今回の告白をきっかけに、障害児者が置かれた環境が浸透し、多様性を認め合う優しい社会に向けて前進するのではないだろうか。