(1)“異色の色物芸人”コント青年団が明かす紆余曲折、最初のコンビ名は「シリアルパパ」

公開日: 更新日:

 寄席の色物芸人としては、異色の経歴を持つコント青年団。青木イサム(57)と服部健治(53)のコンビは、正統派のコント・レオナルドとゆーとぴあの流れをくむ。そんな彼らに、結成から現在に至るまでの紆余曲折を語ってもらった。まずは、演芸界の近況から。

  ◇  ◇  ◇

青木(写真左)「おかげさまで寄席にお客さまが戻ってきました。連休中はどこの寄席もよく入ってましたね。寄席以外の仕事も、コロナ禍の間はなかったのですが、地方の営業など、ぼちぼちと入ってきてます」

 コンビ結成は1995年1月だが、2人はどのようにして出会ったのか。

服部(同右)「僕は漫才の青空球児・好児の弟子で、カバン持ちをしながら、渋谷道頓堀劇場(以下、道劇)というストリップ小屋で、コント芸人として修業してました。何度かコンビを組みましたが、どの相方ともうまくいかず、新しい相方を探してたところ、先輩芸人のブッチー武者さんに、『俺の弟弟子なんだけど、会ってみないか』と言われたんです」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動