島田洋七が「もう少し漫才を真剣にやっていたら」と嘆くオリラジ中田と島田紳助の器量の違い

公開日: 更新日:

「もう67歳ですよ」と復帰を否定する紳助さん

「それ以降も、大﨑さんは紳助さんとゴルフをしながら、復帰を打診していたようですが、紳助さんは首を縦に振らなかったようですね」(元吉本社員)

 紳助さんが電撃引退してから数年経ってから、筆者はある方の招待で大﨑会長と千葉県のゴルフ場でプレーしたことがあった。プレー後の打ち上げの際、大﨑会長から「紳助さんとは月に1回くらい、ゴルフしています」と聞いた記憶がある。
 
 その大﨑会長も6月29日を持って吉本を退社する。大﨑会長在任中ついに、紳助さんが芸能界復帰することはなかった。

 紳助さんについて洋七はこう話す。
 
「紳助は戻る気はありません。先日も紳助に電話したら『もう67歳ですよ』と言われました。悠々自適な生活を送ってますよ」

 紳助さんは洋七の弟弟子に当たる。洋七の自叙伝「佐賀のがばいばあちゃん」(徳間書店)が空前の大ベストセラーになった後の07年8月に、洋七は吉本興業を退社している。円満退社ではなかったと囁かれたが……。がばいばあちゃんが映画化された際、紳助さんは所属する吉本興業の目を気にすることなく、スポーツ店の店主役でゲスト出演してくれたことがあるなど、先輩思いの義理堅さは今も変わらないという。

 愛ゆえの松本批判と話しているが、中田にもう少し器量があれば、違った展開になっていたのではないだろうか。

(本多圭/芸能ジャーナリスト)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  2. 2

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  3. 3

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  4. 4

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  5. 5

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  1. 6

    広末涼子容疑者は看護師に暴行で逮捕…心理学者・富田隆氏が分析する「奇行」のウラ

  2. 7

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ

  3. 8

    やなせたかしさん遺産を巡るナゾと驚きの金銭感覚…今田美桜主演のNHK朝ドラ「あんぱん」で注目

  4. 9

    フジ反町理氏ハラスメントが永田町に飛び火!取締役退任も政治家の事務所回るツラの皮と魂胆

  5. 10

    女優・佐久間良子さんは86歳でも「病気ひとつないわ」 気晴らしはママ友5人と月1回の麻雀

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ

  2. 2

    中居正広氏は元フジテレビ女性アナへの“性暴力”で引退…元TOKIO山口達也氏「何もしないなら帰れ」との違い

  3. 3

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  4. 4

    広末涼子容疑者は看護師に暴行で逮捕…心理学者・富田隆氏が分析する「奇行」のウラ

  5. 5

    パワハラ告発されたJ1町田は黒田剛監督もクラブも四方八方敵だらけ…新たな「告発」待ったなしか?

  1. 6

    矢沢永吉「大切なお知らせ」は引退か新たな挑戦か…浮上するミック・ジャガーとの“点と線” 

  2. 7

    中日井上監督を悩ます「25歳の代打屋」ブライト健太の起用法…「スタメンでは使いにくい」の指摘も

  3. 8

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  4. 9

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  5. 10

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは