ジャニーズの闇を“最もよく知る男”はどこへ…10.2会見欠席なら「紅白出場ゼロ」まっしぐら
「刑事事件になった場合は、いくらジャニーズでも取り上げました。白波瀬氏は担当者に電話して『短くしてね』など小さな扱いをやんわりと求めてくる。自分たちは放送したくても、上層部が『ジャニーズに都合の悪いニュースは扱うな』という方針でしたから、大ごとではないような変な取り上げ方になる。『稲垣メンバー』『山口メンバー』という表現はメリー氏と白波瀬氏への配慮から生まれたようなものです」(民放関係者)
90年代前半まではワイドショーもジャニーズのタレントの恋愛ネタなどを取り上げていた。近藤真彦と中森明菜の交際は頻繁に話題になり、田原俊彦が中山美穂と正月にハワイ旅行に赴くと各局のカメラが追っていた。
「ワイドショーやスポーツ紙がジャニーズに気を遣うようになったのは、90年代半ば以降です。SMAPが歌やドラマだけでなく、バラエティーやキャスター業も始めて、テレビ局のあらゆる番組に出るようになって高い視聴率を稼いだ。それを背景に、メリー喜多川氏が『このネタを放送するならウチのタレントを引き上げる』というような圧力を掛けたのです。以降、ジャニーズの恋愛ネタはワイドショーやスポーツ紙から消えました。結婚する時に取り上げたくらいですよ」(前出の民放関係者)