(6)ドラマ鑑賞後の感想はSNSで投稿…役者の悪口やつまらないなどはナシ
■性別や地域を超えて「いいね」がある
役者の悪口やつまらないというネガティブなことには触れず、感心したところだけ書きます。同じくドラマ愛好者の年配の方から何回も同意のコメントをいただいたり、同世代だけではなく、性別や地域を超えて「いいね」があり、ドラマの後もさらに楽しむことができます。
私の20代の息子はドラマどころか全くテレビを見ませんが、ドラマというのは、やはり性別や世代を超えて共感し合える貴重なコンテンツだと思います。昔は、人気ドラマの放映中は銭湯がガラ空きになったという逸話がありますが、これからも「VIVANT」のような超娯楽作を期待したいと思います。 =つづく
◇南美希子(みなみ・みきこ)1956年、東京都出身。フリーアナウンサー、エッセイスト。テレビ朝日のアナウンサーとして9年間在籍。独立後「OH!エルくらぶ」など人気番組の司会を担当する傍ら講演などでも活躍。東京理科大オープンカレッジ、話し方講座の講師など。6月に「『老けない人』ほどよく喋る」(ワニブックス)を上梓。