川栄李奈「ナースエイド」は“ありえない警察”のエジキ? 要素テンコ盛り戦略は吉か凶か
■厳しめ意見が目立つが…
初回放送後、ネット上では《川栄がかわいいし、AKB出身の中で演技はダントツうまい》《お仕事コメディーかと思いきや、サスペンス的要素もあって気になる》なんて声もある一方で、《ナースエイドと医師が直接からむことはない》《二番煎じの寄せ集め感が半端ない》《面白い部分もあったけど、手術室にマスクなしでの乱入場面には引いた》などなど厳しめの意見のほうが目立っている。
テレビコラムニストの亀井徳明氏は「“ありえない警察”のエジキになりそうな部分は多々ありましたが、それはあえての計算づくでしょう。ただ、それより気になることがある」と、こう続ける。
「最近の日テレドラマは《ターゲットを絞ってるな》と感じていたのですが、『ナースエイド』は初回を見た限りでは、誰に何を見せたいのかがボヤけて感じました。《お仕事ドラマ、患者を救う医療ドラマをコメディーベースに見せるのかな》と思いきや、早々にヒロインがただの医学オタクではないことも示しつつ“考察”に誘ったり……視聴者を飽きさせないためにいろいろな要素を詰め込みすぎた感があって、それぞれが中途半端にならずにうまく融合していくといいんですけど……」