川栄李奈「ナースエイド」は“ありえない警察”のエジキ? 要素テンコ盛り戦略は吉か凶か
「ナースエイド」が《病院リアルエンタメ》ということで、近年の「ラジエーションハウス」(2019年、21年フジ)、「恋はつづくよどこまでも」(20年TBS)、「ドクターホワイト」(22年カンテレ・フジ系)、「ザ・トラベルナース」(22年テレビ朝日)あたりを思い浮かべた人も多かったようで、ネット上には《病院を舞台にしたいろんなドラマを学習した生成AIが作るとこうなる》なんてシニカルな声も。
川栄演じる“前向きバカ・実は医療の素養あり”のナースエイドと高杉真宙(27)演じる“クールなイケメン天才外科医”による恋展開もしくはバディー展開を期待するもよし、各話のゲスト俳優とのヒューマンドラマを期待するもよし、ヒロインの謎が明かされていくのを期待するもよし、といったところか。
「タイトルに『となりのーー』とあるせいか、僕は往年の『突撃!隣の晩ごはん』を思い出してしまいました。シチューと焼き魚と餃子が同時に出ていたりする、昭和的な普通の家庭の日常の食卓風景が浮かんだんです。家族みんなが思い思いに好きなものを食べるように、好きなところをつまんでください、という感じ」(前出の亀井氏)
それが中高年視聴者にもウケるかどうかはさておき、ヨネスケ師匠が出てきそうな“ごちゃまぜ感”で、同時間帯フジの“婚活ラブコメ”を圧倒するのが狙いだったりして?