フジテレビが千鳥の2人を“囲い込む”真の狙い 8年ぶり復活「すぽると!」抜擢の先に…
フジテレビでかつて人気を博したスポーツ情報番組「すぽると!」が、今春の番組改編で8年ぶりに復活し、3月31日から放送されるというので話題だ。
出演者のうち、同番組での「キャプテン」に任命されたのが、人気お笑いコンビ・千鳥の大悟(43)とノブ(44)。2人にとって、10本目の地上波レギュラーとなるが、そのうち、5本が系列の関西テレビも含めたフジテレビ系。2月9日からは、ダウンタウンの松本人志(60)の活動休止に伴った番組タイトルを変更した「酒のツマミになる話」のMCにも抜擢されたばかりである。
「フジの千鳥好きは筋金入り。レギュラー以外にも、昨年には大型特番『FNS27時間TV 鬼笑い祭』の総合司会に起用した。これで、日曜の夜は3本も千鳥の番組が放送されることになった」(テレビ局関係者)
■パリ五輪キャスターの可能性
ここまでフジが千鳥を重宝する理由はひとつ。
「ダウンタウンの後釜です。松本は今後、『週刊文春』との裁判に臨みますが、もし、勝訴してもイメージが悪過ぎてMCでは使えません。それに比べ、千鳥は好感度抜群。今後、さらに、フジでのレギュラー番組が増えるのでは。スポーツ番組に抜擢したということは、今夏のパリ五輪キャスターもありそうです」(スポーツ紙放送担当記者)
フジテレビの千鳥“囲い込み”は奏功するか。