大谷翔平のパンツめぐり荒唐無稽な“陰謀論”…前後逆にはくのは「メッセージ」と信じる人々
結論として、《世界がまもなく大きく変わるということを示しています》といった、何者かが発した「予告」であるという「説」を開陳しているのだ。ひと言でいえば「陰謀論」の類である。ひどいものになると、大谷のみならず各国の首脳が時折、パンツを前後逆にはき、それらもまた何らかのメッセージであると指摘する投稿もあるほどだ。
■「アイコン的に使える人物」なら、素性が明らかでも陰謀論の対象に
大谷翔平といえば、今や日本のみならず全米の誰もが知るメジャーリーガー。そんな存在や素性が明らかな人物がわざわざ陰謀論の対象にされてしまうのはなぜなのか。ITジャーナリストの井上トシユキ氏は、素性が明らかな人物であっても大谷のように人々の注目を集める人物であれば簡単に陰謀論のネタにしてしまうのは、陰謀論好きの一部ネットユーザーの「習性」だと明かす。
「ひと言でいえば『偶像』、つまり、『アイコン的に使える人物』であれば、たとえ素性が明らかな方であっても陰謀論のネタとして祭り上げられてしまいます。加えて、渦中の水原一平容疑者が抱える疑惑の数々といった“変数”の多さも、憶測を呼びやすい状況を作り出しているのでしょう」(井上氏)