池谷実悠も9月で…「テレ東」女子アナ早期退社ラッシュの必然 才色兼備、高根の花は今や昔
石の上にも三年、などということわざはもはや死語なのかも知れない。局アナ出身の芸能リポーター、平野早苗さんが言う。
「私は、石の上にも三年と思いながら仕事を学んだ世代です。宮崎放送に入って、社会や会社のこと、そのなかに置かれている自分の状況を知るだけでも、それくらいの時間がかかりました。アナウンサーとしてはまず、ニュース原稿をきちんと読めて伝えられなければ、ダメでした」
そしてこう続ける。
「でも、それはもう昔の話。アナウンサーの採用基準からして毎年違っていたりします。その年にどんなタイプのアナウンサーが求められているかなどで変わり、たとえばそれがバラエティー向きのアナウンサーという年であれば、可愛いとか、天然とか、見た目が重視されますよね。アナウンサーとしての実力は二の次のようにも感じられます」
採用するテレビ局側にも、長く勤めてもらおうという意識がなくなっているのだろうか。
そういう事情を、現在の女子アナたちも重々知るところとすれば、早期退職ラッシュも当然の流れのようにもみえる。フリーやタレントだけでなく、最近は一般企業に転職したり、事業を起こす向きも少なくない。