櫻井翔のパリ五輪番組キャスターに視聴者の冷めた視線 《あれだけ騒がれたのに国際舞台で…》
櫻井といえば、21年9月5日に行われた東京パラリンピック閉会式での解説に賛否が分かれたことが記憶に新しい。選手の衣装や、ワンカメラで展開していく映像などに、アイドルらしく演出面の解説も行うなど、細かい瞬間も逃さず発言していた櫻井だが、視聴者からは《もっとじっくりと見たかったのに、解説がうるさかった》と不評の声も多く上がった。
「日テレとしては櫻井さんを投入することで、選手の心をほぐし、より話題性のある言葉を引き出したいという思惑もあるのだとは思います。ただ、櫻井さんはあらかじめ用意された質問には落ち着いている受け答えできていますが、咄嗟に振られた際はあたふたしたりと意外とアドリブには弱い印象があります。またこの起用で改めて世界から『メディアの意識の低さ』を指摘される可能性もあり、国際大会のメインキャスターが櫻井さんでなければならない理由が見えにくいのも視聴者から反発が出ている理由だと思います」(同)
■開票特番でタレントを起用するのは全世界で日本だけ
専門性に乏しいタレントを報道・情報番組に起用する意義についてはこれまでも議論されてきた。