仲村トオルの《面白い演技》を若い視聴者は知らない…「飯を喰らひて華と告ぐ」はポスト「孤独のグルメ」に?
「クラスメイトの女子、全員好きでした」(読売テレビ・日本テレビ系)や「錦糸町パラダイス~渋谷から一本~」(テレビ東京)など、今期は《深夜ドラマが面白い》ともっぱら。
中でも、放送時間15分という異色の連ドラ「飯を喰らひて華と告ぐ」(TOKYO MX=火曜深夜11時45分)が好評だ。ネット上には《毎週楽しみにしてる》《店主の勘違いっぷりが最高》《クスッと笑っちゃう》なんて声も。
物語の舞台は、路地裏にある町中華のような店構えの「一香軒」。客の望むものは「何でも出す」と豪語する謎の凄腕店主と客が織りなす人間ドラマがメインで、店主を演じるのは仲村トオル(58)。原作は足立和平氏による同名漫画だ。
「情に厚くて料理の腕は一級品。ですが、店主の言動はとにかく《何でそうなるの?》とツッコまずにはいられない。勘違いと思い込みでガンガン行動し、それが視聴者の笑いを誘う。仲村さんの間合いと、思いっきり崩した表情がいいんですよね。いつものカッコよさやスタイリッシュさとは無縁ですが、非常に味がある男っぷりを見せてくれています」(芸能ライター)