【年末特別企画】連載前半総括「レコード大賞」を発表! 作詞・作曲・編曲・歌唱…そして大賞は?
「週4日、ほぼ毎日かよ、書けるのか?」と思いながら始まったこの連載も、今年は本稿で終わり。いよいよ前半戦が終了。折り返し地点に差し掛かりました。
進んだのは、ザ・タイガースのアルバム「THE TIGERS 1982」まで。
予定では、もう少し行けるはずだったのですが、それぞれの曲、それぞれの盤が懐かし過ぎて、予定以上に書き込み過ぎた結果です。後半戦は飛ばしますよー。
では今回は中締めとして、年末だけに、ここまでに取り上げた作品と、それらに携わった人に関する「レコード大賞」を発表しようと思います。
まず作詞賞は糸井重里。「ス・ト・リ・ッ・パ・ー」の三浦徳子と競りましたが、「TOKIO」「恋のバッド・チューニング」の奇想天外な歌詞をあらためて評価しての受賞です。糸井重里のペンから、80年代が始まったのでした。
作曲賞は、佐野元春。特にアルバム「G.S.I LOVE YOU」に収録された「彼女はデリケート」「THE VANITY FACTORY」のメロディーは、「80年代沢田研二」の新機軸を具現化したものでした。そして沢田研二とのコラボレーションは後半戦もまだまだ続きます。