フジ女子アナ“上納接待”疑惑「諸悪の根源」は天皇こと日枝久氏か…ホリエモンは「出てこい!」と訴え、OBも「膿を全部出すべき」
■2005年以降は「天皇」と呼ばれるようになった
フジテレビOBの芸能評論家、中野義則氏はこう言う。
「たしかに局内でも日枝氏は『天皇』などと呼ばれ、専制君主のように見られています。創業者である鹿内家に代わって、フジテレビを牛耳ることになったのはクーデターと報じられた通りだと思いますし、堀江さんのライブドアによるフジテレビ買収計画のあった2005年以降は『天皇』と呼ばれるようになったと記憶しています」
フジ関係者によると、新宿区河田町に旧社屋のあった時代には「いまなら一発退場となるようなパワハラ、セクハラが当たり前」で日枝氏は毎年、正月明けに局アナを引き連れて、社内を練り歩く光景があったそうだ。そうした女子アナ採用を巡っては「面接で日枝さん好みの女性が通る」と囁かれていたというから、関係者から「局アナは自分の大奥とでも勘違いしていたのではないか」との声まであるのも当然か。
「『冒険王』というイベントをフジテレビは毎年やっていて、一度は幕を下ろしたのですが、日枝氏の一言によってまた継続されることになったと聞いています。フジテレビが年間視聴率3冠王の座から陥落した2011年でしたか、ある幹部は『これからフジテレビは厳しい時代になる』と言っていました。それから約15年、氷河期のような時代が続いているのはある意味、北朝鮮の独裁政権のような状態だからという言い方までありますから」と続けた。