中居正広まるで“とんずら”の引退表明…“ジャニーズ温室”育ちゆえ欠いている当事者意識に批判殺到
「フジテレビ元専務で、関西テレビ社長の大多亮氏が会見で『中居氏を守ろうという意識はない』と明言したのが引き金だったように見えます。芸能界では旧ジャニーズ事務所、とくに故ジャニー喜多川氏の庇護を長く受け、そこに忖度するテレビ各局からも特別扱いを受けてきた。今回の騒動もその意識は変わらず、だからこそ示談成立で支障なく続けられると言ってのけた。しかし引退したから幕引きとはならないと思います。中居さんはこの問題の解決から逃げたまま、引退で自分だけ幕引きできると考えているのでしょうか」
今回の中居トラブルにはフジテレビの幹部社員の関与が指摘されているが、ジャニーズ事務所による連続児童性加害との関連も忘れてはならないのである。
中居がジャニー喜多川のように権力による性加害を当然のこととして受け継いでいたとすれば、同じ穴のむじなでしかない。中居には「ジャニー喜多川の亡霊」との呼び方もネットでは流れている。中居に詳しい芸能プロ社長はこう言う。
「彼の通っていた高校は当時、神奈川では指折りのヤンキー高校でした。SMAPでデビュー後も他校の部活の生徒と居合わせた際、『テメエ、かかってこいよ』などと因縁をつけて、喧嘩沙汰になったりしていた。そういうエピソードがいくつもあっても、どこにも報じられずに仕事し生きてきたのです。『ジャニーズ温室』で『純粋培養』されたようなタレントですから、連続性加害といい、テレビでの上納問題といい、当事者としてきちんと責任を問うべきという意見に賛同します」