「1983年の沢田研二」は一筋縄ではいかない年。冷静に迫っていきたい
▽1月、シングル『背中まで45分』発売。
▽1月2日、全国縦断コンサート、スタート。
▽3月、カセットテープ『ジュリーソングカレンダー』発売。コンサートライブビデオ『ミスキャスト』発売。
▽4月、TBS「沢田研二ショー」(毎日曜)スタート。9月まで。
▽5月、シングル『晴れのちBLUE BOY』発売。
▽9月、シングル『きめてやる今夜』発売。
▽10月、LP『女たちよ』発売。
▽12月31日、レコード大賞「きめてやる今夜」で特別金賞受賞。同日、NHK紅白歌合戦 第1回金盃受賞。
コアなファンでなければ、知らない曲名、アルバム名が出てくる年になるはずだ。
逆にコアなファン(それもロック系)の方は「晴れのちBLUE BOY」というタイトルに沸き立つのではないか。そして総合司会のタモリが「歌う日露戦争」という秀逸な比喩をした同年紅白での同曲の見事なパフォーマンスも思い出して、盛り上がることだろう。