フジテレビを襲う「女子アナ大流出」の危機…年収減やイメージ悪化でせっせとフリー転身画策
フジテレビは決して潰れないのか
フジテレビが断末魔の声を上げている。
元SMAPのリーダーで人気タレントだった中居正広氏(52)が引き起こしたスキャンダルはフジテレビの信頼を地に陥れ、崩壊危機にまで追い込んだ。
もっともこの状況に対し日和見を決め込んでいるのがトップの日枝久相談役(87)を頂点とする経営陣の面々という。
「会見以降、ナショナルクライアントら計80社に及ぶスポンサーが2月分のCMをキャンセルした。その結果、3月期の広告収入は従来予想より233億円減少する。それでも日枝氏を中心とする側近連中は『フジテレビは決して潰れない』とタカをくくっています」(芸能プロ関係者)
確かに、フジ幹部連が口にする通り、広告収入が激減しても何ら心配はないのだという。他局のキー局関係者もこう話す。
「そもそもフジ・メディアHDの業績は『メディア・コンテンツ事業』と『都市開発・観光事業』が中心。実態はホテルや不動産賃貸収入で利益をあげている。テレビ事業は3~4割に過ぎないんですよ。仮にテレビ収入が0円だったとしても3年間は放送できる保有資産があると言われています」
しかし、仮にフジテレビが今後、生き残ったとしても、テレビ界で現在の地位を維持し続けることは至難の業だろう。今後は、雪崩を打ったように人材流出が発生すると囁かれている。クリエティブ部門や管理部門の一般社員はもとより、フジにとって、特に痛手となるのが、女子アナの流出だ。前出の芸能プロ関係者はこう話す。