酒席でトイレに消え30分…清原容疑者に出ていた“禁断症状”
乾杯の力加減まで分からなくなっていたのだからフツーじゃない。トイレに立った“空白の30分”に何があったかは知る由もないが、清原容疑者はこの忘年会が開かれた3年前からそんな状態だったのだ。純白のスーツを着て現れた巨人の沖縄キャンプで、異様な風貌とロレツの回らない口調が話題になったのは、その2カ月後のことである。
逮捕された2日、警視庁捜査員が自宅マンションに踏み込んだ際、清原容疑者は左手に注射器とストローを持ち、テーブルにはビニール袋に入った使いかけの覚醒剤が置いてあったという。2年前から警視庁が内偵を進めていたこともあって、これまでに何度も、清原容疑者の逮捕情報がマスコミを駆け巡った。そのたびに、Xデーに備えたニュース映像を確保したいテレビ局に「薬物使用疑惑についてお答えいただけませんか?」と直撃取材を受けていた清原容疑者も、そういう雰囲気は感じていたはずだ。実際、昨年10月に写真誌フライデーにこう答えていた。
「8月半ばごろから、(薬物使用や所持で)逮捕されるっていうウワサが何回も流れたとかで、毎日のようにカメラを持ったテレビ局の記者らに追っかけられるわ、直撃されるわ……。(中略)警察に呼ばれたことも、事情を聴かれたことも1回もないのに」