暴露された黒い借金 清原被告は裏社会との縁を断てるのか
清原和博被告(48)に判決が下った折も折、同日5月31日発売の写真週刊誌「フラッシュ」に、清原被告と暴力団の関係を暴露する記事が載った。証言しているのは、清原被告の元タニマチにしてクスリ仲間の会社社長。ふたりのメールのやりとりを公開したうえで、清原被告が昨年、6代目山口組の主流派組織である弘道会から1500万円の借金をしていたと明らかにしているのだ。
生活費に困窮した清原被告が愛車を担保にヤクザを頼る。それだけで、斯界とのズブズブの関係が透けて見えるのだが、清原被告には現役時代からこの手の「黒い交際」が絶えたことがなかった。
「任侠とか仁義とか、基本的にそういう世界と人種が好きなんだと思います。入れ墨もそうです」
数年前まで清原被告と親しくしていたという飲食店経営者がこう続ける。
「引退後に彼が彫った、右脚と左の腹から胸にかけての2匹の昇り竜の入れ墨には『2人の息子のことを思って』という美談もありますが、なんでもその世界では有名な彫師に彫ってもらったそうで、『○○親分と一緒のとこやねん』とうれしそうに話していましたからね。普段から、会話の中に『どこどこの親分』とか『なになに組の若頭』とか、そういう名前がポンポン出てくる。白のスーツにちょび髭、サングラスという派手ないでたちも、モデルは6代目山口組の司組長ですから」