5度目逮捕の田代まさし 気になる塩釜訪問と薬物の入手先
「田代が1人で宿泊していたのか、連れがいたのか。県警が把握していないのではなく、表には出していない。というのも2人でいたとしたら、共犯になる。その可能性が高い。仮に2人でいたのに『1人だった』と発表してしまうと、捜査に影響することもある。だから今の段階では差し控えている」(捜査事情通)
田代容疑者は2014年7月に出所するまで通算7年間ムショ暮らしを送り、周囲に「刑務所なんて薬物依存が治るところではない。悪い仲間が増えるだけ」と語っていた。これが何を意味するのか。
今年8月、京都に住む71~80歳の高齢者の男女3人の売人が、覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕された。
「3人は長年にわたってシャブをさばいてきた有名な密売組織で、購入者はほぼ常習者だった。近所に住む顧客16人も摘発されたが、皆、シャブで逮捕されてはまた出所し、また逮捕されるという繰り返しやった。顧客と売人は刑務所で共通の知人を介して知り合い、そうやってどんどん仲間の輪が広がっていく。スマホが普及してからは、いつどこからでも手に入れられるようになった」(捜査関係者)
今ごろ塀の向こうでは、売人たちが田代容疑者が来るのを手ぐすね引いて待っている。