著者のコラム一覧
ダンカンお笑いタレント・俳優・放送作家・脚本家

本名・飯塚実。1959年、埼玉県毛呂山町生まれ。落語家を目指し立川談志に弟子入り。「立川談かん」として活動した後、たけし軍団入り。お笑いタレント、俳優、放送作家、脚本家と多才で、現在はTAPの専務取締役。

俺の結婚披露宴 たけし軍団バラバラ隔離作戦が大成功?

公開日: 更新日:

 東京プリンスホテル、プロビデンスホールでの俺とマリリン(新婦・初美)の結婚披露宴はたけしさんと軍団の不謹慎極まりない仮装者が参列しているにもかかわらず、静粛な空気の中、いや静粛をはるかに超え、静寂の中で始まったのである。

 その静粛を超えた静寂には理由があった。ひとつは仮装情報を小耳にはさんでいた俺が最悪の場合に備え(集団心理は何を始めるかわからない)、たけしさんと軍団を一緒のテーブルにせず、逆に他の参列者(一つのテーブルに8人)の中にポツンと1人ずつという席順を組んだのである。

 この策が功を奏したのか、バレリーナのチュチュを身にまとったたけしさんも、全裸のチ〇コに竹筒をかぶせただけのガダルカナル・タカちゃんも同じテーブルの他の7人の視線にバツが悪そうにうつむくしかなかったのだ。

 それ以上に静けさをもたらしていた理由は、俺の側のテーブルには30年も前の芸能界のことだから、現在でいうところの反社会的勢力ギリギリが何人かいるわ、フィリピン女性に入れ揚げて自分の整備工場を借金で取られ、揚げ句に周囲の人々に金を借りまくり逃げている親戚の叔父さん、あ、そういえばたけしさんもフライデー事件で前科がついているんだ……。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ

  2. 2

    フジテレビ「第三者委員会報告」に中居正広氏は戦々恐々か…相手女性との“同意の有無”は?

  3. 3

    大阪万博開幕まで2週間、パビリオン未完成で“見切り発車”へ…現場作業員が「絶対間に合わない」と断言

  4. 4

    兵庫県・斎藤元彦知事を追い詰めるTBS「報道特集」本気ジャーナリズムの真骨頂

  5. 5

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  1. 6

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  2. 7

    冬ドラマを彩った女優たち…広瀬すず「別格の美しさ」、吉岡里帆「ほほ笑みの女優」、小芝風花「ジャポニズム女優」

  3. 8

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  4. 9

    やなせたかし氏が「アンパンマン」で残した“遺産400億円”の行方

  5. 10

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」