メッタ刺しにSMショー…史上最○な結婚披露宴がスタート
それに続き、「ではここで新郎新婦によります最初の共同作業、ウエディングケーキへの入刀となります」と俺の身長をはるかに超えるケーキが慎重に運ばれてきた、まさにその時、ブリーフ一枚の深川の通り魔、川俣軍司のグレート義太夫が突然現れて包丁を振り回したと思ったらグサッ! グサッ!! と、こともあろうに神聖なウエディングケーキをメッタ刺ししやがったのだ(クソ~、会場も爆笑しやがって!)。
そんな中で、何を隠そう、マリリンは幼き頃より日舞をやっていて二十歳の頃にはすでに名取で尾上菊美保という名前を持ち、国立劇場で踊った経験があるのだった。新婦側の余興はあでやかな日本舞踊で、それは会場内を大きな拍手で沸かせたのだった。
さて、それに続く我が軍団、浅草キッドの水道橋博士と玉袋筋太郎による……グエ~ッ!! 片手にムチとロウソクを持った水道橋博士が完璧にSMの女王様になり、マゾ男の玉袋を踏みつけているじゃない!! 題して「お祝いSMショー」って! そんなのいるか!!
「おまえらいい加減にしろ!!」